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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
3年生体育大会編
430/688

第430巻

天気がいい。

ずっと遠く、宇宙の果てまで見えそうな、真っ青な色が天球を埋め尽くしている。

ところどころに、ふわりぷかりと白い綿の島ができていた。

きれいだ、そう素直に思えるほどの晴天だ。

3年連続保健係である川上昇太郎は、3年連続で入場行進を本部席から眺めていた。

今年からは先輩で彼女である坂上祥子はいない。

「ふぅ」

きっと今年も大きな事故無く過ぎていくだろうと思いつつ、空を相変わらず見上げていた。

「先輩、この救急箱、どこに置きますか」

「ああ、先生の横においていてくれ」

川上が後輩にそう指示をしていると、誰かが近づいてきた。

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