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第422巻
その日の放課後。
生徒会室では、生徒会競技の話し合いがされていた。
「たまには違うのがしたいよねー」
生徒会長が話す。
「情報部は、これまでの生徒会競技出ないような競技って分かる?」
星井出が、生徒会長からの話を受けて、手元にある資料を見つつ、話し出す。
「現状、各先輩たちによって大概のことはしてます。ぶっ飛んだものじゃないとダメではないでしょうか」
「とは言ってもねぇ、ぶっ飛びすぎたら金がかかってしょうがないでしょ」
会計担当が言う。
「それじゃ、とりあえず、どうかな」
氷ノ山が、恐る恐る提案した。