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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
最後の2学期 始業式の日編
420/688

第420巻

「山門はなにかあったんだ」

雅が聞いた。

「まあな」

「んで、何があったんだ」

幌が山門に興味津々で聞く。

「鈴とデートだよ。それも海外にな」

「お、いいなー」

「熱いねー」

口々に囃し立てる。

遠くで何かくしゃみの声が聞こえたのは、おそらくは気のせいだろう。

「んで、海外くんだりまで何しに行ったんだよ」

山門はため息をついて、話し出す。

まるで何か観念したかのようだ。

「ご両親から別荘使っていいっていうお話で、フランスにあるっていう別荘を借りたんだよ。1週間ほどな」

「おー、んでさ土産は?」

「ない」

「えー」

わっはっはと笑いあっている。

みんな、最後の夏休みを満喫したようだと安心しているのかもしれない。

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