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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
最後の2学期 始業式の日編
417/688

第417巻

「体育大会は、きっと今年も同じだろうなあ」

幌がつぶやく。

ちょうど始業式が終わり、教室へと帰っているところだ。

放送部は、マイクやそのほかの放送設備の撤去をしている。

それを見ながら、人の群れの少し外でぼんやりとたたずんでいる。

まだまだ生徒たちは体育館の中にあふれていて、一向に減る気配はない。

ただ、わずかな流れに沿って、ゆっくりと、さざ波のように動いている。

幌の横には、山門がいた。

「いいんじゃないか」

「そうか?」

「そうだよ」

山門も、幌と一緒に、波を見ていた。

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