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第405巻
桜は、自室で水着のチェックをしていた。
「去年から、大きくなっていないはず……」
もう高校3年生なんだから、といいつつも、ちょっとは気になるようで、履いてみることにしたようだ。
セパレートの水着で、ホットパンツぐらいの丈で、するするっと太ももまで入ったがそこでピタッと止まった。
「……ん?」
もうちょっとで入りそうというところで、止まった。
「いや、そんなことはないはず……」
えいっと力を入れ、どうにかお尻が収まった。
「よし、これでいい」
桜はうんうんといいつつ、脱いだ。