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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
3年生の梅雨編

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386/688

第386巻

カバンに荷物を入れ終わり、幌も立ち上がって家路に就く。

その後ろに、山門と雅がついていた。

「料理部、来るか?」

外はまだ雨が降り続いている。

家に帰ろうとしたが、幌は2人と一緒に料理部の部室へと行くことになった。

「お、幌の飯でも食べさせてくれるのか?」

「ま、そんなことにしておいてくれよ」

そう言い合いながら、幌たちは料理部へと向かった。


「そういや、二人共部活はいいのか」

「ああ、いいよいいよ。あとで顔出すぐらいだし」

幌が部室で荷物を起きつつ、食材を確認しながらきくと、山門はそんなことを言っていた。

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