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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
修学旅行 三日目編
380/688

第380巻

そんな突発的事項があったが、それ以外は難なく済んでいった。

そして、とうとう沖縄の地を後にする時がやってきた。

飛行場では、これで最後の買うタイミングということもあり、土産物屋には、幌も山門も、同級生が分散して群がっていた。

「うーん……」

「どうしたんだ」

なにやら珍しく悩んでいる幌に、星井出がすぐよこにやってきて、聞いた。

「ああ、実はな……」

幌は、星井出になにやら相談を持ちかけている。

それを聞いて、星井出は面白そうなことを見つけた猫のような表情になった。

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