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第378巻
最終的に、金内を待たず、幌たちはバスに乗り込んでホテルへと戻ることとなった。
予定通りにホテルに到着すると、すぐに部屋で待機するようにと言うことがそれぞれの先生から言い渡された。
しかし、ホテル外へとでなければ、すぐに連絡が取れるようだったら構わないとも言っていたので、大体の生徒はごちゃごちゃの集団となり、ホテルの中を散策することとなった。
「でも、金内が怪我をするっていうのは、なんとなく想像つかないな」
「確かに」
ホテルの中で、山門と幌が話していた。