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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
修学旅行 二日目編
376/688

第376巻

買い物も終わり、集合場所に戻ると、なにやらざわざわしていた。

「どうしたの」

何やら先生たちが忙しそうにしているのを見ている1人である陽菜がいたので、桜が尋ねてみた。

「あ、なんだかね、誰かが怪我したとか、しなかったとか」

「なんだかあやふやだね」

鈴が桜の横で陽菜に言う。

「情報が少ないからね、あ、ということは……」

3人は、周りをキョロキョロと見回し、氷ノ山と星井出を探した。

氷ノ山は公安部、星井出は情報部に属しているから、情報が集まるという考えだ。

だが、二人とも、どうやらここにはいないようだ。

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