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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
修学旅行 二日目編
375/688

第375巻

さすがにレザーのブレスレットのお揃いのものを買うことは無かったが、鈴は可愛らしいと思って最初につまんだブレスとセットで買った。

店から出て、歩道を歩いている間中、なにやらニコニコとしている鈴を見て、一歩後ろを歩いていた山門はすぐ横に居た桜に聞いてみる。

「鈴がすごく笑顔なんだけど、なにかあったのか?」

「まあねぇ。後でわかるよ」

桜も、なにやら嬉しそうに山門に話していた。

それが何なのかは、ホテルに戻ってから山門は知ることになる。

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