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第364巻
朝ごはんが終わってから、一行は一旦部屋へ引き上げた。
それから今日分の荷物をまとめてロビーへと集合する。
このために、幌は家からウエストポーチを持ってきていた。
腰にぐるりとベルトで止めると、かなり出し入れしやすくなる。
そこに必要な荷物を入れて、幌は集まっていた。
「いいかぁ、これからバスに乗る。向こうについてから首里城見学して、国際通りへ行ってから解散だ。ということで、さあ、バスに乗り込めぇ」
先生が言うと、クラスごとに立ちあがり、バスへと向かった。