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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
修学旅行 二日目編
362/688

第362巻

「……なんで姉ちゃん達が座っているのかな?」

幌は、ビュッフェからハムエッグ風に取ってきた皿を、フォークで食べつつ、桜に聞いた。

「いーじゃんか、別に。今日も、一緒に行動する予定なんだし」

「そうだけどさぁ……」

桜に言われて、何やら不満ながらも黙る幌。

今日の予定は、沖縄の街を歩き回るということになっていた。

要は観光だ。

「どこ行くんだっけ」

雅が幌に聞く。

「首里城に行ってから、国際通り。あとはあちこち歩き回る予定。国際通りからは自由行動で3時間枠があるね」

幌が、覚えている限りを雅に言った。

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