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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
修学旅行 一日目編
352/688

第352巻

「このあたりでいいか」

「おう」

幌は、みんなに部屋の隅の方を指さした。

このあたりは、誰も使っておらず、けっこう隙間があいているようだ。

ぽつぽつと鍵がなく、誰かが使っている形跡はある。

ただ、それぐらいだ。

「んじゃ、さっさと大浴場行こうや」

「だなー、結構蒸し暑いしな」

そう言うことを言いつつも、服を次々と脱いではロッカーの中に入れていく。

それから裸になると、タオル1本持って大浴場へ向かった。

体重計があったため、測る人は測り、それ以外の人は直接大浴場に向かった。

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