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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
修学旅行 一日目編
350/688

第350巻

土産物も一通り目を通すと、ちょうど幌たちの大浴場の使用時間となった。

「お、もう時間か」

「そうだな、今日はどうするんだ」

幌が時計を確認している横で、島永が言った。

「今日は大浴場入ってみようかなって思ってるが」

「んじゃ、俺らも一緒に行くか」

他の部屋の人らも、どうやらまとめていくような様子だ。

「別にいいけどさ。どうなのさ、大人数で行っても入れるのか」

「どうなんだろ。このホテルのサイト見てた時には、けっこう広めに見えたけどなぁ」

幌の後ろから、星井出が声をかけた。

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