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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
修学旅行 一日目編
349/688

第349巻

「お、これいいかもな」

幌が、ひょいとカゴからつまみあげたのは、ぬいぐるみだ。

タグを見ると、ジュゴンと書かれている。

ただ、本物のジュゴンよりも、デフォルメされた可愛らしい容姿になっている。

「おー、いいじゃん」

幌の後ろから歩いてきた島永が、適当に言う。

だが、島永もよさそうだと思ったのか、値段を見てみた。

「1980円かあ。ちょっと高いな」

「高いけど、買う価値はあるな」

「でも、幌がぬいぐるみに興味があるとは思わなかったな」

「俺の為じゃないさ」

「なら、誰の為」

島永が幌に聞く。

「部活のお土産だよ」

「ふーん」

島永は幌の言葉を信用していない。

だが、あえて何も言うことはなかった。

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