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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
修学旅行 一日目編

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346/688

第346巻

「どないする?」

琴子は桜と鈴に聞く。

その後ろでは、澤井と文版と豆見が談笑しながらついて来ていた。

「澤井ちゃん、確か私たちの部屋の大浴場の時間って、8時から15分だよね」

桜が、振り返って澤井に聞く。

「そだよ。ついでに言うと、入れ替わりで、文版たちの番」

ちなみに、氷ノ山も文版と同じ部屋ではあるが、いまは先生に呼ばれているため、ここにはいない。

「幌は……あれ?」

桜が幌に話を聞こうとしたが、周りにはいなかった。

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