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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
修学旅行 一日目編
337/688

第337巻

飛行機は、2時間弱で伊丹空港から那覇空港へとたどり着いた。

「やってきたぞ、おきなわー!」

島永宗谷が、拳を突き上げながら、叫んでいる。

「あー、静かになー」

その後ろから、幌が歩きながら注意する。

「でもさ、テンション上がるよな。なにせ、修学旅行だからな」

「学問を修める旅行だから、授業の一環みたいなものさ」

さらに、その後ろから歩いてくる雅が、島永に言ってくる。

一行は、やっとゲートを越えたところで、それでも、テンションは最高潮となりつつあった。

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