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第314巻/外伝10話目
琴子と雅は、悩んでいた。
「高校かぁ」
「高校だなぁ」
受験が終わってから、合格通知書を受け取るまでの間、二人はぼんやりとしていた。
中学校も卒業していて、やることがないのだ。
「なにかすることってないかな」
雅が琴子に聞く。
「あらへんやろ。何かゆーても」
その時、不意にぐぅとお腹が鳴る。
「…とりあえずは、飯か」
「そうやね」
どっちが鳴ったかは分からないが、雅が琴子に言うと、すぐに二人は冷蔵庫へと向かった。
何もない、平和な時だ。
琴子と雅は、悩んでいた。
「高校かぁ」
「高校だなぁ」
受験が終わってから、合格通知書を受け取るまでの間、二人はぼんやりとしていた。
中学校も卒業していて、やることがないのだ。
「なにかすることってないかな」
雅が琴子に聞く。
「あらへんやろ。何かゆーても」
その時、不意にぐぅとお腹が鳴る。
「…とりあえずは、飯か」
「そうやね」
どっちが鳴ったかは分からないが、雅が琴子に言うと、すぐに二人は冷蔵庫へと向かった。
何もない、平和な時だ。
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