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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
2年生冬休み
301/688

第301巻

部屋にあるテレビで、天文部の島永宗谷は除夜の鐘を聞いていた。

「おお、鐘が聞こえた」

たまたま見ていたテレビの除夜の鐘と、外から聞こえた鐘の音が3秒の差でテレビから聞こえてきた。

「いやぁ、風流だねぇ」

「風流って……」

宗谷は、両親のコメントに、そばをすすりながら答える。

遠くで鐘の音が再び聞こえる。

そして、きっかり3秒後、またテレビからも聞こえてくる。

「いいねえ、除夜の鐘。煩悩が消えていくみたいだよ」

「いいんじゃない?」

父親の言葉に、宗谷はあっさりと答え、そばのつゆを飲みほした。

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