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第293巻
そして終業式を迎えた。
「2学期には、特に欠点者集会がないから楽だな」
山門が、ぼんやりと通信簿を見ながらつぶやいた。
「そんなことよりも、この冬はどうするんだ」
「ま、去年と変わらないだろうさ」
幌からの言葉を受けて、パタンと通信簿を閉じる。
「特になかったらさ、料理部で今年最後の部活するけどくるか?」
「おー、行く行く」
そう言うと、山門はカバンに通信簿を滑らして、帰ろうとしていた星井出と雅を連れて、料理部へと向かった。
そして終業式を迎えた。
「2学期には、特に欠点者集会がないから楽だな」
山門が、ぼんやりと通信簿を見ながらつぶやいた。
「そんなことよりも、この冬はどうするんだ」
「ま、去年と変わらないだろうさ」
幌からの言葉を受けて、パタンと通信簿を閉じる。
「特になかったらさ、料理部で今年最後の部活するけどくるか?」
「おー、行く行く」
そう言うと、山門はカバンに通信簿を滑らして、帰ろうとしていた星井出と雅を連れて、料理部へと向かった。
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