表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
文化祭 本番編
287/688

第287巻

琴子を襲った犯人たちは後でやってきた警察へ、告訴状とともに引き渡された。

「ところで、何のようだったのかしら」

氷ノ山が一件落着となって、思い出したかのように聞く。

「ああ、そうでした。この高校に、幌の店があるって聞いたんですけど」

「なら、行ってみましょう。無事にいればいいけど」

氷ノ山が心配していたが、幌は普通に店にいた。


「ねえ幌。お客さん」

氷ノ山が幌の店へと、金内と彼氏を連れてきた。

「いらっしゃい。どうします」

「とりあえず、各種2つ…いや3つずつで」

「はいはい。部長。お会計お願いします」

裏から戻ってきた原洲へ、幌が言った。

「まいど」

会計をしている傍で、氷ノ山が周りに聞こえないような声で聞く。

「ねえ、琴子は大丈夫?」

「いや、大丈夫じゃなさそう」

「ついていてあげなくても大丈夫なの」

「そりゃ、できれば俺も一緒にいてやりたいさ。でもな、泣き顔を見られたくないって言って、追い出されたんだ」

「今はどこにいるの」

「プラネタリウム室。あそこで、姉ちゃんと友達と、あと鈴とかと一緒にいるはず」

「わかった」

氷ノ山が幌から聞くと、すぐにそこへ向かった。


翌日、琴子は休んだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ