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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
文化祭 本番編
283/688

第283巻

言われた場所に幌がつくと、明らかに髪を染めて、ピアスだらけも男たちが、10人ほどいた。

壁際を見ているが、その視線の先には、琴子がいた。

「こら、やめんか!」

幌が言うよりも先に、後ろから女性も声が聞こえる。

「あぁ〝?」

ドスの聞いた声で答えて、彼らの一人がこちらを振り向く。

手には釘バッドやバールのようなものも持っている。

「手野市立高等学校公安部 氷ノ山。その子を追い詰めるのは止めなさい!」

「んだとこらぁ。おめえは、俺らが手に持っているのが見えないんか」

「そのチンケなもののこと?」

指をさしてせせら笑う。

それを見た彼らは、切れた。

「おっしゃ、まずはお前を血祭りじゃぁ」

その一瞬、琴子から注意がそれた時に、幌は琴子へと近寄った。

「こっち」

そして校舎をぐるりと回り込み、反対側へと逃げた。

それを確認してから氷ノ山は、ボクサーのように構える。

だが、予期せぬ客は、常にやってくるものだ。

この緊張感の中、のんびり声をかけてくる人がいた。

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