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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
文化祭 本番編
275/688

第275巻

深夜1時過ぎ、ぽろぽろと料理部の店に人がやってきた。

ただ、幌は眠っていて、代わりに原洲がさばいていた。

幌には今のうちに眠ってもらって、本番に備えてもらうと言う方針からだ。

「はいよ、3人前ね」

「ありがと」

原洲が品物を一気に作る傍らで、沢入と岩嶋が清算をしていた。

「はい、350円です」

1つを買っていった人に、おつりを支払って、商品を渡す。

それを、ひたすらに繰り返していた。


日が昇り始めるころ、幌がゆっくりと起きてきた。

「おはようございます…」

まだ、ボーとしているようで、立ちあがろうとしない。

「おはよう。まだ午前5時半だから、もうちょっと寝れるけど?」

店に誰も来ていなかったから、沢入と岩嶋も、今のうちに眠っていて、起きているのは部長の原洲だけだった。

「いえ、そろそろ起きないと。多分、姉ちゃんが1時間もしないうちにやってきます」

幌は原洲にそう言って、目を覚ますために顔を洗いに行った。

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