表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
2年生2学期中間テスト勉強会編
267/688

第267巻

「それで、料理部の部長は、やっぱし幌なのか」

図書室で、静かに会話をし続ける幌たち。

雅が、普通に幌へと聞いた。

「そうなるな。仕方ないだろうけどな」

料理部の2年生は、幌と琴子だけだ。

琴子よりも幌の方が料理がうまいのは周知の事実。

とすれば、料理部の部長は、料理が上手な方がいいだろうから、幌が部長になるのは自然な成り行きだろう。

「姉ちゃんよりかは、うまいだろうさ」

雅が幌に言った。

ちなみに、雅は琴子の双子の弟にあたる。

その会話以来、図書館は、鉛筆の走る音だけが響く空間となった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ