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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
2年生体育大会編
262/688

第262巻

午後が始まった。

午後は決勝戦が目白押しだ。


「幌は、何に出るんやったっけ」

「200m走。しかも、運よく決勝まで行けたから。もうちょっとしたら出ていかなきゃな」

生徒応援席で、適当に並んでいる学年の中で、幌は琴子と一緒にいた。

弁当箱を片づけながら、わいわいがやがやとみんなと一緒にいた。

「せやせや、勝ったらな、何かお祝いせなあかんな」

「勝てる自信はないけどね」

簡単に笑う幌に、真剣な表情の琴子。

「ほな、あれやな。もしも幌が勝ったら、わてが何かこさえたるわ」

こさえるというのは、何かを作るということだ。

「いいよいいよ。大丈夫。でも、ありがとう」

そう言って、幌は弁当箱を持ってきていたリュックにしまい込んだ。

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