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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
2年生体育大会編
259/688

第259巻

体育大会当日となった。

「今年も、この季節かぁ…」

保健係は去年と変わらず、のんびりとしていた。

先生はどこかへ消えていて、おそらくトイレだろうということになっていた。

「暇なのが一番ですけどね、それにしても暇すぎますよ」

笑いながら、今年も保険係になった、3年生の坂上と2年生の川上が話していた。

二人とも、去年の体育大会の日に付き合うようになった。

「今年は熱中症は起さないでくださいよ」

川上が坂上のすぐ横のパイプ椅子に座りながら言った。

「わかってるって。大丈夫だから。心配しすぎだよ」

坂上が川上にこたえる。

今年は、去年の二の舞にならないように、冷たいスポーツドリンクのペットボトルを持っている。

これで大丈夫と言っているようで、チャプチャプと揺らしながら坂上が川上に見せつけていた。

「じゃあ、きっと大丈夫ですね」

そういいながら、テントの日陰の中で、保健係として、体育大会の状況を見守っていた。

何かあったらすぐに駆けつけられるように。

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