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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
山門と鈴のデート 合流編
225/688

第225巻

「それでは、オープン」

鈴が弁当箱のふたを外すと、そこには、色とりどりのものが入っていた。

「きれいだな」

幌が一言、弁当箱を覗き込んで言った。

「ちょっと失敗して焦がしちゃったけど、ごめんな」

山門が鈴に言ったが、鈴は気にしていないようだ。

「全然大丈夫。ありがとうね」

その一言を待っていたといった感じで、山門は笑った。

「じゃあ、ご飯としようか」

幌たちも、各々買っていた弁当をもちだしてきて、みんな一緒に食べ始めることにした。

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