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第218巻
地下へと潜ると、そのまままっすぐの方向へ歩く。
すぐに道なりに左に曲がると、そのまままっすぐに。
「やっぱし、ヨドバシか」
「まあ、予想通りっていえばそうだよね」
幌の言葉に桜が答える。
「パソコンパーツでも見るのかな」
雅が鈴と山門のペアを見ながら言った。
「どうかな、あ、でも、そっちの方向だな」
場所を確認してエスカレーターに乗りこんで、そのまま移動を続ける。
「やっぱしね」
幌が二人の行き先を見て言った。
そこには、パソコンパーツがずらりと並んでいた。