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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
山門と鈴のデート 手作り弁当編 
207/688

第207巻

「まずは弁当の中を考える…」

真っ白なコピー用紙をもってきて、幌がいったことを、ずっと考えている山門。

「そんなに考えなくてもいいさ。好きなように考えたらいい。何が言われても、和洋中作れるように準備しておくから」

「ありがとな」

「幌。暇やったらさ、うちのためになんかこさえてーや」

「そうだな、まあ、簡単なものでも作ろうか」

幌は立ち上がって、冷蔵庫を見に行った。


玉子をいくつか持って帰ってきた時に、幌が山門の紙を見ると、玉子焼き、キャベツの千切り、ご飯、唐揚げと書かれていた。

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