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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
犬の散歩編

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197/688

第197巻

家に戻ると、さっそく幌はソラにご飯をあげていた。

「よし、いいぞ」

躾が行き届いているらしく、幌の指示があるまで、ソラはずっと待っていた。

「さすが青山さんところの犬だね」

桜が幌とソラを、椅子に座りながら、見ながら言った。

「よーしよし、良い子だねー」

幌は食べているソラの頭を何度もなでながら、桜に向いていった。

「姉ちゃんより賢いかもな」

「そりゃ…あるかもね」

そう言って、二人は笑いあいながら、朝食の用意をし始めた。

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