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第182巻
ファンはグリスが塗ってあるかを確かめてから、慎重にCPUに載せる。
それからネジ留めをして、落ちないかどうかを確かめる。
「立てても大丈夫ですね。これで本体は終わりです。メモリー、CPU、マザボ、グラボと着けました。CDドライブなどは、ついたのを確認してから接続させます」
「桜川に任せるよ」
桜が桜川に伝えると、すぐにモニターとキーボードとマウスにそれぞれケーブルをつないで、さらに電源を接続した。
「では、試しで」
桜川が電源ボタンを軽く押した。
すぐに、ファンが回りだして、画面も何回かパッパと光る。
