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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
PC熱暴走 購入編
171/688

第171巻

数分後、全ての在庫があるということが確認できたということなので、桜が10万、それ以外は鈴のデビットカードで支払うことになった。

レジで、全ての商品が通った後、店員が桜たちに聞く。

「このまま持ち帰りいたしますか」

「いいえ、配送にしてもらえますか」

桜が答える。

「では、こちらに、ご住所と、お名前、お電話番号をお書きください。配達日はいつがよろしいでしょうか」

「明日はできますか」

「ええ、できますよ。何時頃がよろしいでしょうか」

「午前11時でいい?」

桜が、周りにいる幌、桜川、鈴、山門に聞く。

「いいですよ」

桜川が、桜に答える。

「じゃあ、明日の午前11時で」

「かしこまりました。では、明日の午後1時ごろ、お届けにあがります。お買い上げ、ありがとうございました」

深々とお辞儀をしながら、店員は、どこぞへ歩いていく桜たちを見送った。

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