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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
PC熱暴走 フリーズ編
163/688

第163巻

そうめんを食べ終わると、皿を洗い、幌と桜は部屋に戻った。

「ちゃんと付く?」

「ちょっと待って」

幌が電源を付けようとしている桜に聞いた。

何度か押してみて、やっと付いた。

「そろそろダメかもね」

「じゃあ、新しいパソコン買いに行かないとな」

「でも、私、けっこうこだわるよ。自作になるけど大丈夫?」

「もちろん大丈夫。キタに行けば、パーツの店もあるし。日本橋に行くって言う手もあるし」

「じゃあ、誰か詳しい人と一緒に行きたいなぁ…」

「明日相談してみるよ。それまではバックアップ取った方がいいかもね」

幌は、桜にいうと、そばにあった外付けハードディスクをつないだ。

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