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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
2年生1学期末期末考査 レストラン勉強編
154/688

第154巻

1時間ほど経つと、みんなダレてきて、勉強よりも雑談に花が咲いた。

「なあ、せやかてな、慣れたら出来るっていうもんでもないやろ」

「いや、それが違うんだよ。慣れないと、できないって言ったほうがいいかもしれないけど。もちろん、俺自身の主観だけどな」

「うーん…やったら、ちょっとくらいやってみたろうか」

「それがいいって。やってみなよ。やってみないとさ、どんな感じになるのかっていうことが、全然わからないだろう?」

幌と琴子が、そんな感じで、教科書を開いたままにして頼んだものをつまみながら、何かを話していた。

「…何話してるんだ」

そこへ、トイレから帰ってきた雅が聞いた。

「料理の話」

二人は同時に答えた。

「勉強は?」

「…いいじゃん」

「よくない」

「…えー」

琴子と幌が順々にいう。

「しかたないや、まあそれが目的でここに来たんだからね」

そういって、幌は再び教科書とシャーペンを持って、ノートに悠然と何かを書き始めた。

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