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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
2年生1学期末期末考査 図書室編
150/688

第150巻

夕食を食べ終わると、幌は自室に戻らず、そのまま台所の片づけをしてから居間のテーブルで公民をし始めた。

「えっと、現代社会か」

「国会とかー?」

「まあ、そんなところ」

前で古文をしている桜が幌に聞く。

「現社って、どんな問題?」

「俺に聞いても仕方ないだろ」

「えー。だってさ、なんか気になるじゃん。先生は違っても問題は同じだしー」

「そうなの」

幌は目線を教科書から離して、桜を見た。

「そうよ。知らなかったの」

「知らないさ。そんなこと聞いたことないよ」

そこで、幌はピンときた。

荷物をまとめると、どこかへ電話をかける。

「ああ、一緒に勉強しないかと思ってな。この土曜日、開いてるか?…そうか。ああ、分かった。じゃあ、10時に校門ところで」

そこで電話を切った。

「誰にかけたのー?」

「友達さ」

桜の言葉に、一言だけ言った。

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