表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
2年生1学期末期末考査 図書室編
147/688

第147巻

図書室はけっこう混んでいた。

「部活も停止になったから、いくとこがないのか」

「仕方ないね」

山門が幌のよこで話す。

「あそこ空いてるな」

星井出が指さしたところは、大きな6人がけの机だ。

「じゃ、あそこに行くか」

幌たちは、まとまってその机に腰を下ろした。


「で、どの教科からする?」

幌が教科書を机の上に積み上げながら聞く。

「そうだな…」

雅がその山の途中から引き抜いた。

「こいつをしよう」

その教科書は数学2だった。

「虚数だっけ」

「そうそう。2乗したらマイナス1になるっていう数字」

幌がそう言うと、問題集がかばんから出てきた。

「じゃ、そっち方面をしようか」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ