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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
帰国編
141/688

第141巻

第143章 帰国[2]


「ごめんねー、荷物まとめるのに時間かかっちゃって」

氷ノ山が、皆に詫びる。

「大丈夫。時間はまだあるから」

桜は携帯の時計を見ながら言った。

「それじゃ、乗り込んでください。ここから関空までは約1時間半を予定しています」

鈴が流暢に説明をする。

「じゃ、お邪魔します」

車に乗り込みながら、桜たちが言った。


「…この車、すごいやろ」

車に一歩踏み入れた琴子がつぶやいた。

「どこがー?」

鈴が最後にドアを閉めながら入る。

「やってさ、冷蔵庫、カラオケ機器、シルクの椅子掛け、それに運転手付きやろ。どう考えたって、やばいやろ」

琴子が何度も繰り返した。

「まあまあ」

桜が琴子を落ち着かせる。

「全員乗りましたか?」

運転手が鈴に確認を取る。

「ええ、乗りましたよ」

鈴が運転手に答えると、静かに車は関空めがけて動き出した。

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