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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
週末旅行編
128/688

第128巻

第130章 週末旅行[2]


土曜日になると、桜がもそもそと起きてきた。

「姉ちゃん、今日は旅行の日でしょ。こんなにゆっくりでいいの」

「大丈夫、大丈夫。今何時?」

「8時」

「だったら大丈夫。待ち合わせは9時だから」

桜はそういって、幌が用意していた朝食を食べ始めた。


8時45分ごろになると、桜は旅行の準備を整えて、玄関先で待っていた。

「おっはよー」

琴子が最初にやってきた。

「おはよう。早いね」

「当たり前やろ。こんなおもろいこと、逃す手はないがな」

「もうちょっと遅く来ても良かったのにー」

「何言うてんねん。5分前行動は基礎中の基礎やろ」

笑いながら、桜に話しかけた。

「あれー?もう来てたの」

アクサンと連れ添ってきた鈴が桜たちに言った。

「9時までは時間がありますよー」

アクサンが言った。

「まあなんや、9時にここで待ち合わせゆーてて、あと誰が来とらへんのや」

琴子が指折り数えた。

「氷ノ山、桜、文版、鈴、アクサンとわてか」

「じゃあ、氷ノ山と文版が着てないのね」

「9時までは待ちましょ。メールでも出したら、今の場所もわかるだろうし」

桜はそう言って、一旦、その場にいた鈴、アクサン、琴子を家にあげた。

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