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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
家出編
121/688

第121巻

第123章 家出[4]


山門には、鈴が親と何を話したか言わなかった。

分かっていることは、翌日の朝、山門のベッドにと山門が仲良く寝ていたことだ。


「行くか」

「うん」

開店時間は10時、場所は、山門の家から歩いて20分ぐらいかかるところにある。

詳しい行き方は鈴が知っていたから、山門は鈴と連れだってその洋菓子屋に歩いて行った。


「こっちこっち」

鈴は少し早歩き気味で山門を連れていた。

「早く行かないと、並んでるかもしれない」

鈴がそう言いながらも、途中で赤信号があったり、細い路地で車とすれ違ったりしたために、着いたのは開店して10分ぐらい経ったころだった。

何人かが店の外に並んでいて、中にも10人弱はいるようだ。

「ぎりぎり大丈夫かな」

山門は鈴に言った。

「そうだといいんだけどね」

鈴はその行列の最後尾に並んで言った。

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