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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
新入部員勧誘編
114/688

第114巻

第116章 仮入部期間[1]


1年生たちが勉強合宿を終えてから、本格的な部員勧誘は始まる。

「各部活の代表者は、放課後に生徒会室に集合して下さい。新入部員の勧誘についての説明をします」

生徒会長からの張り紙として、靴箱から教室へ向かう最中の掲示板に貼られていた。

それを見ていた幌が、ぽつりと言う。

「そっか、もう一年たつのか」

「そうだな」

幌とほとんど同時に来た、星井出に話しかけられた。

「それで、情報部の勧誘ってどうやってするんだ」

「情報部と公安部は勧誘はしないよ。するのは、入部希望者から書類を提出してもらって選抜するっていう方式」

「あれか、企業面接とやらと一緒な訳か」

教室へ歩き出したとたんに、さらに雅が後ろから追いかけた。

「そんな感じかな?」

「で、雅はアニ研だったな。勧誘とかしても誰か入るのか?」

「毎年3人か5人ぐらいは入ってるから、まあ今年も入るだろうさ」

「楽観的だな」

教室は4階にあるため、階段で1階上がる必要があった。

その階段を半分ぐらい上がると踊り場があり、そこで部活の張り紙を見つけた。

「これ、今日から張り出し許可出るんだっけか」

幌が星井出に聞いた。

「どうだったかな…」

星井出は携帯を開いて、日程を確認した。

「そうそう、今日から」

「そうか、だったら俺も放課後に貼っておくか」

幌は星井出の話を聞いて、何か考えているように言った。

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