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女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
新入部員勧誘編
111/688

第111巻

第115章 新入部員勧誘[2]


料理部にいた幌と琴子は、部長になった原洲と一緒に、幌が作った鯖の味噌煮込みと白米を食べながら、どうやって新入部員を勧誘するかを考えていた。

「どうしたらいいですかね」

ご飯を片手に食べながら、幌が最初に話した。

「張り紙を作るとか…でも、絵心があるやつがいないな」

「美術部があればええんやけどな」

琴子はご飯を食べながら言った。

「残念ながらないな。ん…いやまて、一つ方法がある」

原洲が何か思いついたように携帯でどこかに電話をした。

幌と琴子はその横で、黙々とご飯を食べ続けた。


携帯をポケットにしまうと、原洲は二人に言った。

「次の土曜日、二人とも暇?」

「ええ、一応は…」

幌は、手帳で予定を確認した。

「どうしたんですか?」

お箸片手に、琴子が聞く。

「中学校の同級生に美術部のやつがいてな。そいつに頼もうと思ってな。ちょうど暇だったらどんなふうな絵を描いてもらいたいかを一緒に話し合ってもらおうと思って」

「どこに集まりますか?」

「次の土曜日に、元男子校側の校門前でどう?」

「いいっすよー」

琴子が簡単に答えた。

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