第104巻/外伝5話目
スタディン:こんにちは、どうぞこちらへ。
宮司と文版を4人掛けの椅子へ案内し、座らせる。
クシャトル:宮司さんと文版さんだったね。よろしくね。
宮司:こちらこそよろしくお願いします。
文版:よろしくお願いします。
スタディン:たしか、お二人も恋人同士っていう関係だったね。
宮司:そうですね。
スタディン:どこで告白された、またはしたのでしたか?
文版:運動会の日に、屋上で、だったかな。
宮司:いや、その通りなんだけど、なんで自信無さ気に言うのかな…
文版:だって、間違えていたら恥ずかしいじゃん。
宮司:そうかも…
クシャトル:それで、その運動会はどうでした?
文版:えっと……実はあまり覚えてなかったりするんですよ。告白をしようとずっと考えていたから、そのことばかりに気を取られていて…
クシャトル:ああ、よくある、よくある。
文版:やっぱり、よくありますよね。
宮司:ちなみに、本当は2位だったりするんですが。
スタディン:2位って、すごいじゃないですか。
宮司:いや、やっぱり1位を狙っていたから……
文版:1位じゃないと、やっぱり盛り上がらないっていうのもあるのよね。この高校は1位には賞状が出るけど、2位以下には何も出ないから。
スタディン:それだったら、1位を狙いますね。
クシャトル:そうじゃなくても1位は狙うけど…
クシャトルの発言は無視された。
スタディン:そういえば、宮司さんの実家は、神社でしたよね。
宮司:ええ、そうですよ。福岡某所にあるっていうことになってます。
スタディン:どこにあるかっていうのは、教えてもらえないんでしょうか。
宮司:実は、作者から口止めされているんですよ。教えてといわれても教えてはいけないって。
クシャトル:そんなことどうでもいいじゃない。福岡の…ウワナニヲスルヤメ区ぁws柄drftgy富士子lp
クシャトルは言った途端に黒装束の男に部屋から連れ出される。
スタディン:クシャトルが[おそらく]作者自身に連れ去られてしまったので、いったん休憩入ります。帰ってきたら再開っていうことで。
宮司:じゃあ、ちょっと水飲んできますね。
スタディン:残念ながら部屋から出ることはできませんので、そのつもりで。その代わりになんでも出てくるように機械を用意しておきました。
スタディンが宮司に紙コップに入れたミネラルウォーターを渡し、文版にはジュースの2Lペットボトルをじかに渡し、自身はパック詰めされたお菓子をつまんでいた。
10分ぐらいしてクシャトルが返ってきたため、インタビューを再開しようとしたが、すでに時間が来ていた。
クシャトル:ただいま…
スタディン:お帰り、帰ってきてすぐだけど、お二人のインタビューの時間が来てしまったようです。
文版:残念だなー。
宮司:それじゃ、帰りますね。
文版と宮司立ちあがる、クシャトルとスタディンはそれを見送る。
スタディン:で、何されたんだ?
クシャトル:…全員終わってからこっそり教えるよ。
スタディン:それはそれとして、次はだれ?
クシャトル:いよいよ、インタビュー外伝も今回はこれで最後。次の外伝はいつになるか知らないけども、次はまとめて3人。豆見加多古さん、氷ノ山亜紀留さん、星井出包矛さんです。




