表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女子高と男子校  作者: 尚文産商堂
外伝 インタビュー編
103/688

第103巻/外伝4話目

スタディン:こんにちはー。

雅:こんにちはです。

琴子:こんにちはー、というか、はじめましてー。

クシャトル:はじめまして、どうぞこちらへ。


クシャトルが、雅と琴子をソファーに座らせる。


雅:インタビューなんて、初めてですよ。

スタディン:安心を、自分たちも今回の一連のインタビューが初めてです。

琴子:まあ、そんなこんなで、よろしくなー。

クシャトル:ちょっと、まだ結びじゃないですよ。

琴子:細かいコトはええやないかい。長生きできへんで。

クシャトル:え…

スタディン:彼女流のジョークだよ。気にしたらダメ。

琴子:そんなもんや。それで?

スタディン:そうそう、これはインタビューだったんだ。それで……

琴子:せやなー、高校はおもろいで。友達とかおるし、後は、彼氏でも出来りゃええんやけどな。

雅:一人で話を進めんなって…

スタディン:いや、話をしてもらった方が、こっちとしてはありがたい。

琴子:やろ?せやから、こーやって話しとるわけや。なあ、雅。

雅:俺に話を振るなって。一人でどうぞご勝手に。

クシャトル:そういえば、雅さんは、勉強の方はどうなんですか。

雅:とりあえず順調だね。高校の勉強は、中学の発展形のが多いから、そっちをしっかりしておけば、最初のうちは何とかなったし。2学期ぐらいからは、参考書を買ってもらって、それを使って勉強してるし。

琴子:何ゆーてんねん。雅、なんもしてへんかったやん。テスト前になって、やっとチョロ~っとしとっただけやん。

雅:それは言わない約束で…

スタディン:まあ、自分もそんな感じでテストは受けてましたし、それはいいんじゃないですか。確か、全国でもトップレベルの成績だったんですよね。

雅:ええ、全国模試では10位台でした。

琴子:なあ、どうやったら、そんなええ成績がとれるんや。教えてや。

雅:後でもいいだろ。

クシャトル:私も知りたいなー。

スタディン:お前もいいだろう…


雅は救いを求めるような眼でスタディンを見つめている。


スタディン:まあ、そういうことで、これでお二人のインタビューを終わりたいと思います。ありがとうございました。

雅:ありがとうございます。


雅は逃げ出した。


琴子:あ、ちょっと、教えてーな。


琴子は雅を追いかけて立ち上がって出て行った。


クシャトル:なによ、別に教えてもらってもいいでしょう。

スタディン:大人の事情っていう奴だよ。気にしちゃいけないし、気になっちゃいけない。

クシャトル:別にいいけどね。高校も卒業して久しいし。

スタディン:それで、次はどなたかな?

クシャトル:次は、文版栄美(もんはんえいみ)司宮司(みやつかさぐうじ)二人だね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ