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魔法国家日本案  作者: くは
1/1

魔法国家日本案 1

この世界は、科学と呼ばれる力学的台系-学術が信じられ学ばれている世界である。


しかし遠い昔、所謂神話の時代や英雄と呼ばれる人々が居た時代は神秘的な力-魔法が信じられ学ばれていた。


神秘的な力は、あまりに個人的な才能よって伝えられていた為に歴史の波に呑み込まれて閉まったのだ。


科学が支配する今の世界では魔法はオカルトな扱いであり、数少ない本当の使い手はその力を一種の手品や占いとして表現するか、所謂裏の世界で生きるかするのがほとんどである。


唯一極東と呼ばれる位置に存在する島国以外では



魔法国家日本の成り立ち 1


何故この島国でだけ魔法が国家レベルで保護されているのか?


もちろんこの島国でも表面上は科学的な事柄で世の中は成り立っている。制度として他国と違う様な事は特に無い、又神秘の力を使う魔法使い達の多くが裏の世界の住人である事にも変わりが無い。

しかしこの島国では、国家レベルで魔法使いを育成し組織的に運用、それもありとあらゆる様々な分野で応用する事により、世界一の技術大国として君臨しているのである。


この魔法使いの扱いの差は、古くは平安時代からとされている。もっとも記述された書物として残っている物としてだが。


この島国の魔法使いは、歴史的に権威者の加護を受ける形で存続してきた。けして魔法使いが権力者として君臨したわけではない、この事が極めて重大であり今を物語っているとも言える。

これは島国特有な事であるが、この国は権威者と権力者が別に存在し、権威の象徴である朝廷(もしくは天皇)と呼ばれる存在はその始まりからほとんどの間、権力者とはけして呼べない立場であったのだ。

常に有力な勢力を持つ人々をまとめるか、傀儡として使われるかのどちらかであり、魔法使いが力を持つ現在でも其れは変わりが無い。 


魔法使い達はこの力無い権威者に保護されていたからこそ敵対する者が居らず排除される事がなかった。

そして戦国時代と呼ばれる時代に魔法の技術革新を起こす事が出来たのである。




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