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ジブン語りはクサいだけ

掲載日:2026/05/08

 わたし、めっちゃモテるんです。


 はいっ、本当に。

 冗談抜きで、ガチモテなんです。

 笑ってんだろ。

 絶対ニヤケ面じゃん。

 おもんないから、これ。

 ガチ悩みなんで、わかる?

 この深刻さ、生命の危機感じるくらい、世界崩壊レベル。


 性欲旺盛な男子が溢れんばかりのこの()()じゃ、わたしどうなっちゃうと思います?

 危険でしょ?先っちょどころじゃないでしょ?

 そうそう、貞操の危機なんですっ。


 学園に入学してまだ一ヶ月くらいですけど、告白された回数は一学年余裕で超えちゃってます。

 あ~、大体120人くらいかな、一学年。

 告白の回数、数えるのもばからしくて途中から放棄したけど。

 もちろんこれ、入学してからの間だけね、人数。

 ()()()()()()()()()だと、もう四桁余裕でいってるかな。

 かな、じゃなくていってる、絶対。


 わたしの通う学園って、特殊だから全体で見たらそこまで生徒数はいないんです。

 入学時にしてもそうだし、右肩下がりの一方なんで。

 なんでってそりゃ、講義とか実習で。

 もちろんそれ以外にもあるけどさぁ、わたしたち以上に命の危機ってやつに身を置いてるのは()()()()ぐらいじゃないんです?

 つまり、かなり修羅場ってわけで、事故や事件とかで()()()()()()()()()()()()()()わけです。


 だから言ってるじゃん、生命の危機でガチ悩みって。

 モテるから、が理由じゃないのかって?

 それもある。


 ざんねん、それだけじゃなかったんだなぁ、実は。


 うるさい?顔が?

 違うか。

 言葉ね。

 知ってる、そんくらい。

 けど、これがわたしだから。

 わたしがわたしをできなくなったら、わたしじゃなくていいじゃん、ここにいるの。

 わたしの魂が宿ってるから、わたしなの。

 そんなんどうでもよくて。


 死にたくないんだっ。


 わかってるよ?

 この学園来たんだからそれくらい覚悟の上ってくらいはさっ。

 覚悟はもちろん、できてた……はず……。

 生きづらいじゃん、モテすぎると。

 モテたことないから分からないか。


 他人の覚悟を踏みにじるって、胸に針を何度も突き刺すような痛みを伴うんだけど。

 苦しいかな、わたし。

 ずっとこの痛みを引きずり続けるのは、限界かなって。

 好きでモテてるわけじゃないし、望んで得たものでもない。


 他人に擦り付けられた自慢なんて初めからいらないし。

 これは私じゃないって感じがする。


 自分を見失いそうになっちゃうんだよね。

 本当にわたしのことを見ているのかなって。

 自己嫌悪?それ。


 この力が無かったらきっと、わたしって雑草と同じなのかも。

 あってもなくてもどうでもいいやつ。


 こんなこと考えたくないんだよね、もう。

 勝手に悩んで、勝手に苦しんで何様のつもりって感じだけどさぁ。


 わたしはここにいるんだよ。

 だから、わたしを見てほしい。

 違うわたしじゃない、本当のわたし。

 本物の、なんでもないわたしを。


 まずは、わたし自身を見つけないとダメなんですよ。

 そのために、ここにきた。


 この学園が軍事学校だか、研究施設だとかいわれているけど、そんなのどうでもいい。

 ダンジョンやら実技訓練やら演習だって私には知ったこっちゃないって話。

 能力、あ~【理創(ギフト)】を授かった人たちが集い、能力に正面から向き合うここなら。


 やりたいこと曖昧で、わたし自身、まだよく定まってないのかも。

 だけど、まずは自分探し。

 それからって決めてます。


 それでも無理だったら、死ぬのもありかな。

 ……ごめん、ヘラっちゃった。


 死ぬとか死にたくないとか言ってるくらいには、ヘビーなの。

 コロコロ言ってること変わってておかしい?臨機応変なの、天才っしょ。


 何が言いたいのかっていうと、理創に隠れる本来のわたしを見つけたい。

 理創を上手く操作したい。

 そんで、他人が傷つくくらいなら私が怪我する。


 それが、わたしなんだ。


 わたしが認識するわたし。


 でも、ファーストコンタクトは違うでしょ。

 人のどろどろの欲望を溶かして、混ぜて、固めた仮面に素顔を隠してる。

 意思とは関係なく。


 それを、剝ぎ取ってほしい。

 どれだけ苦しくても。

 痛くても。

 こんなものいらないから。


 性欲という物差しで測られたわたしなんて何の価値もない。


 だから、キミと出会ってよかった。

 本当に、わたしの日常が壊されたんだよ?

 キミが壊した。

 うん、そうキミ。

 なんで首傾げるんだよぉ、もう。


 わたしの理創()()()()()()()()()()()()()()()【ヒット・ソング】がキミには効かなかった。

 わたしの、いやヒット・ソングの魅了に惑わされないキミだから。


 だ・か・ら、助けてほしい。

 救えるのはキミだけだから。


 だからって言葉多いし、わたし語彙力ミジンコだから、何言っちょるの?って感じだけど。

 身勝手でワガママで、めんどくさい変な女子だけどさっ。


 キミだけは、信用してるから。


 わたしの本当を探して。

 本物のわたしを見つけて。


 そして――()()()()、させてください。

今回はめっちゃ短いよ。

前回以上に何もわからない、モノローグってやつですね、これ。

また、前回とは別の世界観で語っているため、つながりはありません。

やっぱ、学園系書きたくなっちゃうんだ、男の子だから。

誤字脱字の報告や感想いただけると嬉しいです。

そして、こんなへんてこな読み切り?を最後まで読んでいただきありがとうございます。

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