遊園地!
こんにちは!うみです!
ちょっとホラー(?)とかありえない!ってことあるかもしれません!
ですが、心菜たちのこと見守ってくれると嬉しいです!
やってきました!土曜日!
そう!今日はみんなで遊園地に行く日!
だけど・・・
「弟よ」
「なんだ。前にも言ったけどその呼び方やめろ」
「もっとテンション高くて良くない!?」
「・・・は?」
「せっかく遊園地来たんだよ!?なのになんで絆は大人みたいに落ち着いてんの!?」
「姉ちゃんが子供なだけだろ」
「なっ!?」
「まぁまぁ。三人も意外とテンション上がっていますし」
「それにしても姉ちゃんはテンション上がりすぎだろ」
「ねぇ。どこ行きたい!?」
「聞け」
絆がなんか言ってるけど気にしない気にしない!
「僕は観覧車。暖かくて気持ちよく寝れそう」
「晴は寝るのが目的なんだな・・・あたしはジェットコースターだな」
「私も!」
「うちはお化け屋敷行きたいわ」
「お、お化け屋敷!?」
「心菜はお化け屋敷嫌いなの?」
「そ、そんなわけ・・・」
「怖いんやな」
「それにしても、心菜花柄ワンピースで・・・」
「うちも同じこと思ってるわ。花柄やからな」
「「子供っぽいな」」
「子供っぽい!?やっぱり前みたいにゴニョゴニョ・・・」
「心菜。前のあれ大人っぽくないし、まず辞めたでしょ」
「なに!?バレた!?」
「バレたも何も聞こえてるよ」
「うっ・・・」
「子供に説教してるのか?」
「そう見えるが、説教してるのが晴ってところがな」
「そうやな」
「夏希と絆は行きたい所ないのか?」
「わたくしはないですよ」
「俺もだ」
「夏希さんと絆、なんか保護者みたい!絆は私より年下だし、弟なのに・・・」
「姉よ。自分の性格を考えろ。子供だぞ」
「なっ・・・失礼だな!私はこう見えても高校1年で15歳だよ!」
「年だけでだろ」
「うっ・・・」
「どっちが姉か弟かわからへんな。ほんとに。で、そこまでにしときや。とりあえず、ジェットコースターに行くで」
「イエーイ!」
「もちろん、夏希と絆にも来てもらうで」
「いいですよ」
「わかったよ」
おー。今更だけど、すっかり友達だなぁ。
「ねぇ、心菜ちゃん」
「はい?」
「わたくしと話すとき、敬語は使わなくていいですよ。それと、わたくしのことはさん付けしなくていいですよ」
「なら夏希ちゃん!」
「ありがとうございます」
「切り替え早いな」
「心菜凄いね」
「おーい。ジェットコースター乗るでー」
☂
ジェットコースターが坂を登り始めたとき、私はとても後悔していた。
乗りたかったちゃ乗りたかったけど、怖い!凄く怖い!
私の隣には晴くんが座っている。
晴くんは熟睡している。
「・・・って晴くん!?寝てる!?」
「寝てるのか!?」
「凄いやん!新たな才能開花!?」
「そんなこと言ってる場合じゃないやろ!」
すると、ジェットコースターはいきなり急降下!
坂登ってるのすっかり忘れてた!
「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」
私たちは絶叫!
ジェットコースターから下りたあと、晴くんは最後の最後まで寝てた。
そして、私は怖すぎて号泣。
「怖かったぁ!もう乗りたくないよぉ!」
「わかった!わかったから泣き止んでくれ!」
「大丈夫か?もう下りたから大丈夫やで。もう終わったからな」
「ひくっ。ひくっ」
「そういうところが子供なんだぞ」
「!!」
そっか!そういうことか!泣かなければいいんだ!
「んっ」
私は泣き止む。
「あっ。泣き止んだ」
「覚醒したの!私はもう泣かない!」
「泣かないのが大人なわけじゃないで」
「そ、そうなの!?」
「言っといてなんだが、姉ちゃん泣くか気切する以外ないだろ」
「うっ・・・」
「よくわかんないけど、泣き止んで良かったね」
「あっ。晴起きてたんやな」
「ひどくない?」
「寝てたからな」
「そうだけどさ・・・」
「それにしても、晴くんジェットコースターに乗りながら寝るって凄いね!ジェットコースターで寝てる人、私初めて見た!」
私は今更ながら言う。
「初めてみるのが普通やと思うで」
「同意見」
「姉よ」
絆が小声で声をかけてくる。
「何?」
私は小声で返事する。
「いつもこんな感じなのか?」
「うーん・・・玲ちゃんは友達になって一週間もたってないし・・・全員一ヶ月友達になってからたってないけど、学校ではこうだよ」
「マジか」
「マジ。これが普通じゃないの?」
「違うわ。改めて姉ちゃんがバカだと思った」
「なんだとぉ?バカだとどういうことっ」
「心菜。次はお化け屋敷行くでー」
「嘘っ」
「嘘じゃないでー」
「耐えれるかなぁ・・・」
「うちたちも一緒に行くから大丈夫やで」
「信じるよ!」
「そこまでしないと入れないのか?お化け屋敷」
そういうことで、私たちはお化け屋敷に行った。
✿
「みなさん、このお化け屋敷の噂を知っていますか?」
夏希ちゃんが突然言う。
「「噂?」」
「何やそれ」
「よくわからんな」
「うんうん」
「そうです。このお化け屋敷には本物の幽霊が出てくるという噂です」
「こ、怖っ!」
「おい。そんなことでも怖いのか」
「だって、幽霊だよ!?想像しただけで怖いよっ!」
「あたしは、ジェットコースターで寝てるやつの方があたしは怖いと思う」
「僕?」
「た、確かに・・・」
「それでなっとくしちゃうんやな・・・」
「じゃ、行くぞ」
私たちはお化け屋敷の中へ入っていった。
最近気づいたんですが、たまに短いお話があるとかじゃなくて全部が全部短いですね!
初心者だからですかね!?
ですが、もっと長いお話を作れるように頑張ります!




