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新らな仲間(友達)加わる!

こんにちは!うみです!

いきなりなことが意外と多いかもしれません!

あと、次回予告みたいなことあるかもしれません!

私、心菜はただいま晴くんと師匠と一緒に自習してます!

なんだかの理由で先生今日いないんだよね。

それも自習する教科がまさかの数学!

地獄としか言えないよぉ!

「難しい〜」

「だね。それに眠い」

「頑張れよ。あと晴寝るなよ。あたしは算数苦手でもないからなんとも言えないけどな」

「苦手じゃないの!?さすが師匠!」

「ま、苦手とかは人それぞれだからな。心菜が得意な教科ってなんだ?」

「家庭だよ!料理とか好きなんだ!」

「そうなんだな。晴はなんの教科が得意なんだ?」

「うーん。特にないかな。体育以外、別に嫌いじゃないし。算数は聞いてたら頭痛くなりそうになるけど」

「へぇ!頭痛くなりそうになるのは同感!師匠はなんの教科が得意なの?やっぱ保健体育?」

「そうだ。運動好きだからな」

「凄いね・・・」

「さすが師匠!」

「この話はここまでだ。勉強するぞ」

「え〜」

「はい!師匠!」

私、晴くん、師匠はノートに目を戻した。

                        ☁

「はぁ・・・」

私は深くため息をついた。

疲れたよぉ・・・

算数、本当に頭痛くなるよね。

どうしてだろう・・・

考えるのも辛い・・・

「頑張ったな。もうそろそろで帰れるからな」

「部活があるよぉ」

「そうそう。僕ね、部活に入ろっかなって思ってるんだ」

「えっ!?」

「晴、部活入ってなかったのか?」

「うん。帰宅部だからね」

「それで何部に入る予定なの?」

「美術部だよ。絵を描くの好きなんだ」

「へぇ!」

また一つ、晴くんのこと知れた!

「師匠は部活入っているの?」

「陸上部だ」

「凄っ」

「僕なんか50メートル13秒だよ」

「それは流石に遅すぎるんじゃない?」

「心菜は何秒なんだ?」

「9秒だよ!師匠は何秒なの?」

「7秒だ」

「「早っ(!)」」

「陸上部として当然だ」

「凄い!師匠!」

「ありがとな。話は戻るが、いつ晴は美術部に入るんだ?」

「今日の放課後」

「今日!?」

「まぁ、いきなりではないか?」

「もう言ってるから。意外といい部だよ」

「頑張って!」

「頑張るんだぞ」

「今からは行かないよ?」

「まぁまぁ。そうだ!ドーナツ半額クーポンお母さんからもらったんだ!ちょうど3人分!また今度、一緒にいかない?」

「いいな!土曜日行こうな!」

「休みはいっぱい寝たいけど、せっかくだしいいよ」

「やったー!ありがとね!」

「あっ。飲みたい飲み物ないか?自動販売機で買ってやる」

「いいよいいよ!師匠に払わせるわけにはいかないよ!」

「僕も。自分で買うよ」

「わかった」

「私はオレンジジュース飲も!」

「僕は麦茶」

「あたしはコーヒーな」

「おー!苦いの!ピーマン食べれたい私には無理だよ!」

「コーヒーでも砂糖とか入れると甘くなるぞ。アイスコーヒーも甘いしな」

「教えてくれてありがと!」

私はお礼を言い、オレンジジュースを飲む。

やっぱ美味し!

また今度、アイスコーヒーとチョコの組み合わせで挑戦してみよっかな?

ひっそりそう思う心菜なのであった。

                       ☀

私は体操着に着替え、髪をポニーテルにしながら考え事をしていた。

晴くん、部活って大丈夫かな?

ただでさえいつも眠そうなんだよ?

それに部活って、力尽きちゃうんじゃないのかな?

でも、晴くん絵を描くの好きって言ってたし、意外といい部だよって言ってたし大丈夫か!

・・・大丈夫だといいな。

とりあえず、今は部活に集中集中!

私は気合を入れる。

よし!頑張るぞ!

私は更衣室を出た。

「じゃぁまずは花井と冬咲」

「「はい!」」

私は一歩踏み出す。

対決するのは、冬咲という白い髪を2つのお団子にした桃色の瞳をしている女の子だ。

違うクラスの子だよね。

「始め!」

合図とともに、球が飛んでくる。

私はそれをラケットで思いっきり打ち返す。

多分だけど、テニスは反射神経大事!

そうこうしているうちに多分10分はたった。

意外と続いてるんだけど!

そう思っていると、球が打ち返ってきた。

打ち返ってきた球は高い。

今だ!

私はジャンプしてスマッシュする。

球は地面に落ちる。

よし!

「勝者、花井!」

他の子たちがざわめいている。

それにしても、意外と凄い上手な子だったなー!

「「ありがとうございました(!)」」

そう言ってから私はベンチに座る。

他の子の番だからね!

「ふぅ・・・」

私は一息つく。

すると、さっき対戦した冬咲という女の子がうろちょろしているのに私は気づいた。

「冬咲さん!こっち座っていいよ!」

冬咲さんはこっちに来て私の隣に座る。

「ありがと。花井さん」

「凄かったね!冬咲さん、凄く手強かった!」

「そっちも。負けちゃったけどね」

「でも、いい勝負になったよ!」

「ねぇ、名前は?」

「心菜!1年A組だよ!」

「心菜ね。うちは玲。男っぽい名前やろ」

「うん。でも、いい名前だと思うよ!玲ちゃんって呼んでいい?」

「もっちろん。うちも心菜って呼んでいい?」

「いいよ!私ね、二人、いや三人友達がいるんだ!」

「三人?もっといるイメージやったわ」

「実質少ないんだ。三人の内一人は師匠だけどね!」

「師匠?」

「うん!苦いものを普通に食べたりできるんだよ!」

「ちょっちょっと待て。一応聞くけど、心菜の嫌いなやつってなんや?」

「苦いもの!」

「それで憧れ抱いてんのか。うちは友達いいひんねん」

「そうなの!?」

「そうや。小学生の頃からずっと弁当は一人で食べてるしな」

「つい最近の私と同じじゃん!てか、友達いるでしょ!私っていう友達が!」

「あのな・・・心菜と友達になったのは10秒前ぐらいやろ?」

「うん」

「今うちが話してんのは、20秒前からずっと前の話やで」

「そっか!だからか!ねぇ、友達さいないなら、晴くんたちとも友達になったらいいんじゃない!?」

ナイス私!

「へ ?いいのか?」

「うん!友達増えるっていいことでしょ!明日にでもなろ!」

「わ、わかったわ」

                       ☀

翌日、私は昨日友達になった玲ちゃん、晴くん、師匠と一緒に弁当を食べる約束をしたんだ!

それで今、ついにその時が来た!

私たちは屋上で集合して弁当を食べる。

「ねぇ、心菜」

「ん?」

「その子誰」

晴くんは玲ちゃんを見ながら言う。

「確かにな」

「あぁ、言ってなかった!」

「心菜から誘っておいてそれはないやろ」

「てへ☆」

「あのな、「てへ☆」じゃない」

「それで、この子は同じテニス部の」

「冬先玲や。男っぽい名前やけど、女やで」

「それはわかるぞ。あたしは不知火雷火。心菜と晴と同じ1年A組だ」

「僕は朝日晴。初めまして」

「初めまして」

「っというメンバーだよ!」

「待て待て。昨日、心菜は「三人友達がいる」といってたやろ。あと一人誰や」

「それは晴くんお姉さん、夏希さんだよ!」

「一応、心菜の弟の絆と僕は友達だと思う」

「思うじゃなくてそうだよ!ねぇ、土曜日にドーナツ屋さん行こって言ってたでしょ?」

「言ってたな」

「うんうん」

「そうなんやな」

「それさ、ドーナツ屋さんじゃなくてホックにしない?」

「ホクドナルド?」

「うん。3人分の半額クーポンは家族で行くとして、ホック最近行ってないなーって思ってさ。絆とか夏希さん、あと玲ちゃんとかの全員で行こうよ!」

「それって遊園地の方が良くないか?」

「確かに!」

「でもチケット持ってないだろ」

「それなら僕が持ってるよ。母さんに友達できたって言ったら6人分くれてさ。多いなーって思ってたけど、今ならちょうどいいでしょ」

「タイミング良っ!」

「まぁ、でもこれで行けるな」

「そうだね!師匠!」

「師匠って、雷火のことやったんやな」

「うん!」

「姉さん誘っとくね」

「絆も!」

こうして、正式に玲ちゃんも仲間(友達)に加わった。






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