遠足です!
こんにちは!うみです!
いよいよ完結です!
いよいよっていうよりもうですね!(笑)
ここまで読んでくれてありがとうございます!
評価、できればお願いします!
〈1日目〉
5月30日。
いよいよやってきました遠足!
昨日決めた班(私、晴くん、師匠、玲ちゃんのメンバー)でただいま登山中!
「イエーイ!いよいよ遠足だぁ!」
「テンション高すぎるやろ。流石に」
「うんうん。こんな地獄すぎるイベントに参加してるのに、どうしてそんなテンション高いんの?遭難する可能性があるっていう命懸けのイベントなのに・・・」
命懸け・・・?
遠足って私が思っているやつと違うの・・・?
「そ、そんな命懸けなヤバイイベントに私、参加しちゃってたの?仮病かなんか使って休んだほうが良かったの?」
「大丈夫やで心菜晴が思ってる遠足が正解や。晴、変な誤解生むなや」
「実際そうだもん」
「まぁ確かにな。ふざけてしまったら遭難して命を落とす可能性がある。ただ、ふざけなければいいだけだがな」
「大真面目に頑張る!」
「いや普通にはしゃいでいいで。楽しんでいいで。ただふざけるのはやめとこってだけで」
「ふざけないようにする!」
「心菜は本当に高校生か?」
「でも、高校生になってまだ1か月ぐらいだよ!?中学生卒業なりたてってことにもなるよね!?」
「なんやその中学生卒業なりたてっていうのは」
「そのまんま!」
「意味がわからないから聞いてるんだよ。心菜」
「そういうことね!中学生卒業なりたてっていうのは卒業してまだ1年もたってないってこと!」
「そのまんまちゃうやないかい!」
「そう?そのまんまだと思ってたんだけど」
「どうしたらそう思えるの?」
「あたしはわからんな」
「それはね!・・・わかんない!」
「「「は?」」」
意外とよくよく考えてみたら、わからないもんなんだねぇ!
「てへ☆」
「はぁ・・・。心菜だからまだいいか」
「私だからいいってどういうこと!?」
「心菜。これは僕理解できるよ」
「うちもや」
「もしかして私以外わかるの!?」
「うん」「そうやな」「そうだな」
「う〜・・・」
☆
〈2日目〉
「おはよ!遠足最終日&5月最終日だぁ!」
「元気ありすぎ・・・」
「ほんまや」
「その元気さはどこが源なんだ?」
「ミナモト?なにそれ?」
「原因って言う感じのやつだな。てか源もわからないのか?」
「うん!初耳!」
「初耳って言葉は知ってるのにね」
・・・やっぱ友達いるってサイコー!!
めっちゃ楽しい!
「ねぇ!」
「どうしたの?」
「やっぱ友達がいるって楽しいね!」
「・・・うん」
「そうだよな」
「今うちも同じことを思ってたわ」
みんな、驚かずにそう返してくれる。
「これからも、友達でいようね!」
「うん」
「当たり前だろ」
「もちろんやで!」
私たちはそう、約束した。




