体力テスト!
こんにちは!うみです!
ここで重大(?)なお知らせです!
5月後半の遠足で完結の予定です!
早い!っと思った方もいるかもしれませんが、私はそういう人物なのですみません!
まず完結するのは残り2話という予定です!
いきなりすぎてすみません!
翌日、私はうさぎのヘアピンをして学校に行った。
「おはよ!晴くん!」
「おはよ。それつけてくれたんだね」
「うん!めっちゃ可愛いよこれ!」
「良かった。それにしても、心菜は朝から元気だね」
「もっちろん!私はいつも元気だよ!」
「凄いね」
「おはよう心菜」
「おはよう」
「あっ!おはよ!二人とも!」
「それ、めっちゃ似合ってるな」
「師匠がくれたスマホケースもしてるよ!」
私は携帯を見せる。
「あっ!玲ちゃんがくれたぬいぐるみは家にあるよ!昨日から肌身離さず持ってる!」
「気に入ってくれて良かったわ」
「はぁ・・・」
春くんがため息を吐く。
「どうしんや?」
「もうそろそろで夏でしょ?だから熱くなるの嫌だなーって思って」
「夏、寝苦しいもんな」
「へ?でも、海とかかき氷とかいいのたくさんあるよ!虫は嫌いだけど」
「確かにな。夏も悪いことばかりじゃないと思うぞ」
「うん・・・」
「あとさ!夏って晴くんと夏希さんの誕生日あるでしょ!?」
「なんで一番大っきらいな夏に僕の誕生日があるの・・・」
「それはしょうがないな」
「運命や」
「う〜・・・」
「5月もたくさんイベントあるよね!今もう練習が始まってる体育祭や、遠足、あと体力テストも!」
「僕からしたら全部地獄」
「えぇ!?体育祭と体力テストはいいとして、遠足も地獄なの!?」
「だって、なぜ山を登山して弁当食べて下山して旅館に泊まるの?山登る必要絶対ないでしょ・・・」
「自然を体験できると思うから絶対あると思うで」
「山登るの、班で登るから楽しいし!」
「自分たち班は決めでるしな」
「班、私晴くんと師匠と玲ちゃんと絶対一緒になりたい!」
「心菜を入れて、ちょうど4人だな」
「うちもそのつもりやで」
「あたしも」
「男一人?」
「まぁそうやな。いいやろ別に」
「僕を入れてくれる班があると思えないしね」
「そんな残念なこと言うなよ」
「そうだよ!事実だけどっ私は絶対晴くんと一緒になるつもりだし!それに、私を入れてくれる班もいないと思うから!」
「じ、事実?」
「そう!」
「普通にガッカリした」
「えっ。ごめん!」
「無意識のうちに言ってたんやな」
「ちょっとバカか?」
「なっ!?絆が言っていたことと同じようなことを師匠が言っている!?」
「絆も言ってたんだな」
「だけど、師匠が言っているなら私はバカなの!?」
「ファイト」
「ファイトじゃないよ〜!」
「冗談だ」
「そうやってさ。だから落ち着けや」
「うん・・・てか、ずっと落ち着いてるよ!」
「それで落ち着いてるって言うなら心菜は元気満々の5歳児やで」
「ご、5歳児!?」
「そうや」
「うっ・・・否定できなくてつらい・・・」
☆
「帰りたい・・・」
晴くんが言う。
「帰りたいのは当たり前だな。晴は」
「体力テストやもんな」
そうです!今日は体力テストの日です!
「まずは何する!?」
「心菜はどうしてそんなに元気なの?なんか楽しそうだし・・・」
「だって、体力テストだよ!?結果楽しみじゃん!」
「僕はそれが異常だとしか思えない」
そういうことでやっていく。
結果発表です!
「握力からな。あたしは9点」
「流石師匠!」
「うちも9点やで」
「玲ちゃんもすごい!」
「9点平均やで。心菜は何点なん?」
ギクッ!
ヤバイ。これはヤバイ結果!
「ろ、6点!」
「「弱!?」」
「握力15だった・・・」
「意外と弱いな」
「意外っていうより予想通りやな」
「そういう二人は握力なんだったの!?」
「24だ」
「22やで」
「強!?」
「普通や。確か、高校生の握力女子平均は25前後やった気がするで」
「マジ!?」
「マジや」
「よく知ってるな」
「なんか聞いたことがあったねん」
「ねぇ。晴くん!」
私は晴くんが得点表を見ながら震えている。
絶望してる!?
「ど、どうしたの!?そんなにヤバかったの!?」
「得点表が原因確定ってわけじゃないで。心菜」
「だって、得点表をガン見してるもん!」
「ガン見ってな・・・」
「握力何点だったの!?」
「ご、5点だった・・・」
「「「5点!?」」」
「大丈夫だよ!私6点だったから!たったの1点差!」
「僕男の子なのに、女の子の心菜より低い・・・」
「握力なんだったんだ?」
「13・・・」
「私と2の差!」
「他のはなんや?」
「私は上体起こし8点で18回!長座体前屈で10点で60センチ!反復横跳びで5点で29回!シャトルランは5点で24回!50メートル走は7点で9,3秒!立ち幅跳びは10点で183センチ!ソフトボール投げは6点で12メートルだよ!」
「長座体前屈が10点なのか!?」
「それも59センチやないか!柔らかいやん!」
「身長何センチ?」
「159!」
「あっ。僕は158,5だから0,5センチ差だね」
「小柄だね!晴くん」
「そっか・・・」
「晴くんは結果なんだった!?」
「えっと・・・上体起こし2点」
「待て待て待て。2点?少なくないか?」
「頑張ったほうだよ。いつもの僕がやったら2回ぐらいしかできないよ」
「じゃぁ、凄いんだね!」
「初的にな」
「続きを言うね。長座体前屈は10点で58,5センチ」
「柔らかんやな」
「うん。反復横跳びは1点で16点。シャトルランで1点で5回。50メートル走で2点で13秒,5秒。立ち幅跳びっで1点で91センチ。ソフトボール投げは1点で4メートル」
「長座体前屈以外、破滅的やな・・・」
「なんか、親に申し訳ないよ」
「でも、それも晴くんらしさの一つだと思うよ!」
「心菜ナイス(小声)」
「ナイスや(小声)」
「ふふーん(小声)」
「てか体育祭、本当に大丈夫やのか?その破滅的な運動神経で」
「なんとか乗り越える。平凡のために」
「今の生活が平凡と言えるのか?それと、体育祭が終わっても5月後半には遠足があるからな。忘れるうなよ」
「この世に神はいないの?」
「いると思うで。てか、普通は遠足は待ち遠しいって思うと思うで」
「晴だから仕方ない」
「師匠と玲ちゃんはどうだったの!?」
「あたしは上体起こし10点で25回。長座体前屈が2点で17センチ。反復横跳びは9点で46点。シャトルランは10点で67回。50メートル走は10点で8,2秒。立ち幅跳びは9点で171センチ。ソフトボール投げは8店で19メートルだ」
「長座体前屈以外は凄いね!運動神経抜群で流石師匠!」
「50メートル走、流石陸上部やな」
「僕と真逆だね」
「確かに!」
「うちは上体起こし6点で17回。長座体前屈は9点で47センチ。反復横跳びは9点で44点。シャトルランは6点で27回。50メートル走は7点9,3秒。立ち幅跳びは18点で161センチ。ソフトボール投げは18メートル8点でやで」
「微妙!」
「運動神経抜群と言える。・・・のかな?」
「本当に微妙だな・・・」
「流石テニス部!」
「心菜もテニス部やろ」
「そうだけど!玲ちゃんはやっぱ凄いってこと!」
「・・・よぉわからんのはうちだけか?」
「僕もわからいよ。ここな自体がバカだからかな?」
「そうに違いないな」
こうして、体力テストは終わった。




