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君が飲ませた毒薬は

作者: 菊朧月

ふとした折に君の面影思い出しては、

何も変わらぬ空を見上げて、

一人、頬に涙を伝わせた。



君が私を抱きしめて、

君のぬくもり感じた瞬間、

あの時もし、君の背に私の手、回していたのなら、


君と私は結ばれてたのかな?




結ばれたい、

報われたい、


私の想い。


報われたい、

掬ばれたい、


赤い糸。





君がいつの日か、

私を攫いに来てくれるだなんて、


昼も夜も夢見ては、


質素な部屋の片隅見つめて、


所詮夢だと、静かに自嘲した。




でも、それでも、そう願わずにはいられなかったから。




想いが身体を蝕んでゆく。


まるで甘美な毒みたいに。



心は勿論、

吐息、瞳、足取り、考え・・・・・




命にまで毒に回るのは、

2年後?

明日?


それとも・・・・・


今日?






どうか違う世界に連れ出して。



生きる世界が狭すぎる。




どうか私を連れ出して


私を連れ出して







君の世界へ。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 良い詩書きますね〜(驚 [気になる点] いや、文句無しw [一言] 『かっこい〜!!』 って思いましたw  いやー、これは凄い……うん。 なんかいいですね〜、難しめなとこがボカロっぽくてw…
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